趣味の五月雨

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釣りの記事から一人暮らしの購入録へと変貌しつつある謎ブログ

冷蔵庫はなくても生活できる? 1か月経過してみて

私は7月より一人暮らしをしていますがその部屋に冷蔵庫がありません。そんな生活を1か月続けてきましたが、結論から言うと冷蔵庫がなくても生活は送ることができました。

冷蔵庫なし生活で見えてきたメリット・デメリットについて書いていこうと思います。

メリット

スペースが広く使える

私は賃貸としては一般的な1K6畳の部屋に住んでいます。ものを少し置いただけで部屋が狭くなります。なので冷蔵庫を置かないことで部屋をより一層広く使うことができる。生活家電がないのでみためもすっきりします。

実家の2LDKのようなある程度広いお部屋であれば冷蔵庫を置く場所が確保されているかもしれませんが、今の賃貸のお部屋では冷蔵庫専用のスペースがありません。

結局通路に置くことは難しいので6畳のメインルームに置かなければなりません。お部屋をシンプルにかつ広いスペースを確保をしたい人にとっては重要なメリットになるでしょう。

 

購入費用・電気代がかからない

冷蔵庫は3~4万で購入できるのでそこまで大きな出費というわけではありません。けれどもやはり3~4万円は貴重なお金。それを浮かせることができれば他の好きなことに回せます。

また冷蔵庫は食べ物や調味料を冷やし続けるため基本24時間稼働し続けます。そのため初期費用のほか月々にかかってくる電気代についても考慮しなければなりません。

電気代についてネットで少し調べたところ月の電気代は600~800円くらいのようです。つまり年間冷蔵庫を置いていないだけで7200円~9600円節約できます。アマゾンプライムに入れる値段以上の節約ですね。

電気代は合算された費用だけが請求されてくるので普段は費用として見えづらいところ。だからこそこの家電にはいくらかかっているのかをしておくことは重です。※なお口述しますが買いだめできないことでかかる費用を考慮する必要があります。

 

掃除の手間が減る

冷蔵庫を配置すると定期的に掃除する必要が出てきます。また冷蔵庫内の掃除も必要です。冷蔵庫内に食材が備蓄できる反面、そのまま放置することもあるでしょう。

そして数週間・数か月が経ってしまった食べ物が出てくるというのは誰しもが経験したことがあるのではないでしょうか。冷蔵庫を置いてしまうと、次の料理に使えばよいかと食材を使い切ろうとしなくなるかもしれません。

対して冷蔵庫を持たない場合その日に購入して使い切ることが多いです。そうしないと腐ってしまったり、鮮度が落ちてしまうからです。一回・一日で消費する量だけを購入するので冷蔵庫のスペースや今買ってあるものは何か、いついつまでにこの食材を使い切らなければならない。

そういった煩わしさから解放され、ただ単純に今日食べたいものを購入すればよいので冷蔵庫の中身を気にする必要がありません。

 

以上が冷蔵庫のないことのメリットになります。お次はデメリットについて解説していきたい。

 

デメリット

買いだめができない

冷蔵庫がないので基本的に買いだめができません。そして一人用の食材は大抵割高なことが多いです。gあたりの単価は小量なものほど高くなりがち。お肉も2日分と考えればそこまで高くない場合でも、冷蔵庫がないので分割して食べることは難しいです。特に夏場に常温で放置していたら食中毒の可能性も。。

またキャベツや白菜といった野菜は丸々1個でも多いので基本1/4カットなどを購入することになります。冷蔵庫があれば大容量の商品も気軽に安く買えるのに。こういった商品を購入する機会を逃すことはたびたびあります。

冷蔵・冷凍保存のものが購入しにくくなる。

肉や魚はまだグラムで販売しているから一人暮らし向けのパックもあります。しかし卵や調味料は事情が違ってきます。最寄りのスーパーは2件とも卵は4個入りからしか販売していなかったり、500mlとかある調味料を一日で使い切るのはほぼ不可能です。

そうなると食べられる食材や使える調味料に制約にはどうしても出てきます。めんつゆやマヨネーズ・ケチャップ、チューブ式ワサビなどは冷蔵保存が必要なため購入する機会はぐんと減るでしょう。

 回避策としては自宅で食べにくい食材・調味料はいっそのこと外食や総菜で摂取することです。余った調味料を捨てるのは忍びないし、コスパも悪いので外食のほうが楽な場合が多いです。

ちなみに私は平日のお昼ごはんで自宅で作りにくい種類のお弁当やチルド商品を積極的に購入しています。ドリアや温泉卵が乗った丼ものなど、普段の生活でなるべく食べる機会がなさそうなものを積極的に摂取しています。

 

ふるさと納税の返礼品で選べるものが減る

個人的に一番手痛いところです。保存できる冷蔵庫がないので、ふるさと納税で大量の肉や魚を返礼品としてもらうことができません。サーモン1kg、いくらの醤油漬け、宮崎牛食べたい!と思っても保存ができないので泣く泣く別の商品を選ぶしかなかったりします。

ちなみに缶詰や飲料、日用品などが常温での長期保存ができるのでこういった商品を選ぶのが得策。今年のふるさと納税は何にしようか私も迷っている最中です。

 

fjkoessz1.hatenablog.com

 

基本毎日スーパーに行く必要がある

健康のためには良いかもしれないけれど、スーパーが遠い人にとっては毎日行くのは面倒かもしれません。毎日・毎回の買い物の手間が増えて不便になるかも。

また万が一風邪をひいたりしたときにわざわざ外に出ようとする気は起きませんよね。ましてや流行り病の場合、誰かに病をうつさないことも重要です。

こういった対策としてはパスタやそばといった乾麺のストックを増やしておいたり、ウィダーinゼリーを備蓄として持っておくとよいでしょう。また風邪薬のストックを確保しておくことも重要です。

 冷たいものがすぐに飲めない

夏場は少し大変かもしれません。対処法としては冷たいものが飲みたい時には近場のコンビニで2Lの天然水を購入してそのまま飲みます。コンビニでも水2Lは100円程度で購入できるので個人的にコンビニで買うものランキングNo1の最強商品になっています。

まとめ 冷蔵庫なし生活が向いている人とは

今回は冷蔵庫がなくても生活できるのか。1か月生活してみた経験を通していろいろと書いてみました。結局のところ冷蔵庫なし生活が向いているのはこんな人だと思います。

・スーパーがある程度近いところにあって毎日通える人

・少しでも部屋のスペースを確保したい人

・掃除が面倒な人

・冷蔵保存できる食材や調味料をさほど必要としない人

・買いだめによる節約をあまり普段からしない人

 

いきなり冷蔵庫を撤去すると、後で必要になった!と後悔してしまうかもしれません。まずはお試しで冷蔵庫の電源を切って生活してみてはどうでしょうか。私の知人はそのまま1年間冷蔵庫の電源をつけることはなかったそう。ひょっとしたらあなたもそうなるかもしれません。

一人暮らしといえば冷蔵庫は当たり前と思われているかもしれませんが、たまには本当に必要なの?と自問自答してみるのもよいのではないでしょうか。本当に必要なものが見えてくるかもしれません。ではでは。