趣味の五月雨

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釣りの記事から一人暮らしの購入録へと変貌しつつある謎ブログ

作業集中用メガネを作成した

私はストレスに弱い+注意力散漫なのですぐに他のことに手が出てしまう。
電車に乗っている時に人が顔をかく動作なんかがあると、
読書をしている最中でもすぐに気になってしまい集中できない。

そもそも最近思うのが、視界に入る情報量というのは多すぎやしないだろうか。
前面の映像はほぼ全て視界にはいる。
しかし本を読むときや勉強をするときそこまでの視野角がはたして必要なのだろうか。
その情報を処理する力を勉強に集中させることが出来ればもっと効率よく、
そしてストレスなく作業が出来るのではないだろいうか。

そこで視野角を狭める眼鏡を今回作成した。
非常にチープなものなので期待はしないでほしい。

作った過程を書いていく。

 

step1材料を探す

電車の中でふと思いついたトンデモ企画なので金はかけたくなかった私はとりあえずダイソーに足を運ぶことにした。100円均一なら失敗してもそこまでリスクにならないと思いながら物色。するとよいものを発見した。こちらだ。本来の用途は視力矯正?みたいなものだがちょうどよかった。

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当初は元々私が所有している眼鏡を流用してもよいのでは?

とおもったがレンズが小さくて目を覆えずに視界を遮ることができなかった。しかしこちらの商品は司会の大部分を覆える。100円にしては上出来だ。

step2加工

どうやってこいつを直していこうかは試行錯誤の連続だった。
なんか穴空いているしこのまま使えるのでは。。と思ったがさすがに使いにくかった。
カッターでくりぬけるかなと思ったが案外プラスチックが堅かった。

悩んだ末採用されたのは火あぶりだった。

 

ライターであぶったが屋外でやったほうがよい。
面倒くさがりなので部屋でやったら火薬のようなにおいがし大変臭かった。

穴をあけたいところをライターであぶった後は、ペンチを使って穴をあけた。
十分に熱していればプラスチックが柔らかくなっているので、その間にあけていく。

そうすると下の画像のように穴をあけられる。

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ここで位置をミスしたことで後々面倒なことになった。。

それはさておき貫通することができた。
次は周辺の視界をふさぐことだ。

まず試したのはラップで包む作戦。黒いインクで塗りつぶしたラップで眼鏡を包んだ。結果としてはラップがそもそも眼鏡にくっつかなかった。残念失敗。

 

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眼鏡にラップを巻くなんて意味不明なことをやる日が来るとは思わなかった



二番目にトライしたのはセロハンテープ。こいつは無事に眼鏡に張り付いた。こんなしょうもないことで喜んでしまった。ということでセロハンテープの上からマッキーを大量に塗っていく。
おススメはセロハンテープを何重か重ねることだ。1回では少し透けてしまい視界をふさぐことができない。

そして完成。

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だがここで重要なことに気付く。
ライターで穴を開けた位置が悪かった。遠くを見る分にはなかなか良いが、元々の役割は読書用途である。
近い部分を見るとメガネの黒い部分が視界に入ってしまう。ということでやり直し。

再度セロハンテープを全てはがしてからライターであぶる直した。
思ったよりも鼻あての近くに穴をあけたほうが良いということが分かった。そして完成。

苦節1時間ほどで完成した学習用視界遮断眼鏡。夏休みの工作に失礼なレベルの逸品だ。肝心なのはクオリティではなく実用性である。しばらくこいつを使った後に感想を述べたい。ちなみにこの眼鏡をかけた状態で鏡の前に立ったのだがなぜか変態仮面を連想させられた。

3日後くらいにはゴミ箱に行っていることがないよう祈りたいところである。
物好きは作ってみるとよいだろう。大丈夫だ。多分。。