失われたワカサギ釣り場 宮沢湖
ワカサギ釣りで有名な宮沢湖という場所がありました。
そこでは11月から3月まで多くのワカサギ釣りを楽しむ人ですごくにぎわっていました。
2021年になって当時の記憶をさかのぼるととても懐かしい。。
もう今では失われた宮沢湖の思い出語りです。
相模湖の釣果不良
今から7年ほど前ですかね。
相模湖のワカサギの釣果が
すこぶる悪い時期がありました。
もうすごかったですね。竿頭(一番釣れている人)でも200匹くらいの時期です。
※初見の人にしてみれば200匹なんてすごい連れているじゃないか!
と感じることもあるのですが、毎日通っているような玄人の人で200匹となると、
凡人の我々には1日で20匹釣るのすら難しいくらいなのです。
当時船曳をしてくれたおじさん曰く台風のせいだそうです。
原理はこんな感じ
夏の時期などに大きな台風が通過
↓
固定していたワカサギの卵が流される
↓
ワカサギの全体数が減少
このような動きが水面下で発生していたよう。
風が吹けば桶屋が儲かるとまでは言いませんが、
生態系が密接に繋ってることが分かります。
釣りへの欲求
それでも、ワカサギ釣りがしたい!
唐突ですが、ワカサギ釣りって細かい人とかミニマリストのような人にすごく向いている釣りなんじゃないかって思ってます。
竿や仕掛けがミニマルなところや、
すごく小さな当たり1つ1つを大事に拾っていく。
確かに海釣りならではの竿が直角になるほどのしなるファイトも楽しいですが、穂先がかすかに揺れるような繊細なあたりをキャッチして釣り上げるのもまた違った楽しみがあります。
特にワカサギの場合てんぷらにすればアツアツ、ホカホカの最高の美食を堪能できます。自分で釣ったら何倍もおいしい💦
(酒のつまみにはもってこい!)
本題へ
話が逸れてすみません。
宮沢湖がまだワカサギ釣りのメッカだった当時私は高校生でした。
免許も自家用車もなく、電車やバスの公共交通機関で移動するのが精一杯でした。
車を持っている家庭であれば山中湖で
ワカサギ釣りの生活を送れたことでしょう。
車が運転できれば、山中湖で優雅に釣りをしてそのまま富士山を見ながら温泉につかれるような釣行もできたでしょう。
(冬の温泉ってなんて素晴らしいんでしょう。。寒いからだが芯からあったまります♨)
当時は車にすごい憧れがありました。
新たな場所探し
相模湖が壊滅的といこともあり別のワカサギポイントを捜索を開始。
じつは埼玉県や千葉県にも少ないながらいくつかの釣りポイントがあることを発見。
しかし電車ではなかなか難しい。。
例えば高滝湖が候補に挙がったものの、
移動距離が現実的ではなく断念。(自宅から3時間ほど)
同様の理由で埼玉県の円良田湖も断念。
都内でワカサギ釣りができるところはありませんでした。
そんなところで最終的に近場で見つけたのが宮沢湖でした。
きめて
選定理由はこんなところ。
・自宅から釣り場までの所要時間が短いこと。
・釣果もある程度確保されている。
・ボートがレンタルできる。
宮沢湖はこの課題を見事クリアしました。
飯能駅から30、40分歩く必要があったけれども、
自力で行けない距離では全然ない!
しかも釣果も秋頃には1000匹を超えるらしい。
これはいい釣り場だ…。
(なお後で現実をしりました)
こうして新たなワカサギ釣りポイントの確保完了。
もし宮沢湖が無かったら、
今こうしてワカサギ釣り自体もう辞めてたかも。
ここは「ヤマノススメ」の舞台。
ラッピングバスにもやや興奮。
実際の釣りの様子についは次の記事でお話しますね。
ではでは