趣味の五月雨

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釣りの記事から一人暮らしの購入録へと変貌しつつある謎ブログ

就職活動 終わった 1年間の整理

11月からブログの更新が

停止していました…

はづきです。

 

散々な就活でした。

 

慣れない土地に行って、

初めてあった人に自分を説明する、

自己PRをするのは疲れます。

 

面接が偉い人や副社長さんでパニック…

今回はそういった就職活動のお話。

 

先にいうと就職を成功させるために

役立つスキルの話は皆無です。

そんなに優秀で要領の良い人間ではないもので。

 

就活の始まりから焦げつく真夏

 

皆が就活の始めているから私も!

自発性は皆無でした。

まず働く意義はない。

生きるためにしかたないから働くのモチベです。

 

公務員なら筆記良ければ何とかなるかな。

面接怖いし苦手だからまぁいいか。

そんな軽い気持ちで始めた公務員試験勉強。

 

先に結果を言うと面接で落ちました。

筆記だけ通過で面接で全滅。

 

一応勉強の記録は書いておきます。

通い始めは大学3年の2月頃。

予備校の授業料はおよそ40万円。

 

最初は独学するも、私の理解力では難しい。

結果高い出費だったけど将来の投資として、

親にお金を借りました。

 

勉強については4月くらいまでは大変でした。

模試の判定も最低ランク。

合格率20~40%くらい。

 

基本授業がある日は

朝から夜まで予備校に籠りッきり。

自制心の無い私にとってこれは良かったです。

 

漫画やゲームの無い環境であれば勉強します。

余談ですが、なんで家ってあんなに

人をダメにするんですかね。

風水でも関係しているのでしょうか…

 

それはさておき公務員試験で

大変だったのは試験科目の数。

 

公務員試験には市町村レベルでも、

教養試験という名の筆記試験があります。

これが10科目ほど。

 

私にはマルチタスクという概念が皆無。

予備校のカリキュラムはすごいですね。

 

バランスが取れている&

講師の説明が分かりやすい。

 

勉強してて誰かに教えてもらえる環境は

貴重だと思い知らされました。

 

私みたいに自制が難しい人は

公務員予備校に行くことをお勧めします。

事務員さんに相談もできるので、

メンタル的にも安心できる一面があります。

 

 

公務員の採用プロセスはこんな感じ 

 

 

履歴書提出

 

  ↓

 

筆記試験

 

  ↓

 

面接や集団討論

 

  ↓

 

採用名簿に載る(ほぼ100%採用決定)

 

※筆記試験に論文試験がある以外は

 民間の採用と変わらなかったです。

 

結局民間でもSPIがあるから変わりませんね。

 

ここで私のスペックも

偏差値50の高校からの指定校推薦による大学進学

受験勉強をしていた科目は

・英語(偏差値47) 大学のTOEIC最高445,最低225

・国語(偏差値50)

・政治経済(55)

 

ここで詳しく公務員試験の勉強の方法は省きます。

 

※一応参考情報として言っておくと、

数的処理と判断推理は必須になります。

 

最初は自分が全く理解できず

もしかして馬鹿なのではと不安になりますが、

あれは同じ問題を繰り返して手順を覚えるゲームです。

 

就活とは名ばかりの筆記試験勉強を4か月ほど。

そして学習の末、

受験した自治体の筆記試験はすべて通過しました。

 

…なお面接ですべて落ちました。

 

怒涛の秋と仲間の内定

一番早く不採用通知は8月下旬。

合格発表当日は、期待と不安が渦を巻き。

あの面接でミスをしたなとか、

集団討論のあの発言は

ポイント高いんじゃない

というシミュレーションは何度もやりました。

 

そして結果発表に呆然。

(ネットでも確認したけどやはり不合格…)

次に来たのは就職活動に対する不安と恐怖。

 

さらに拍車をかけたのは就活を終えた仲間たち…

内定おめでとう。やったね。

 

と口では言い、

それに比べてと自分を卑下しました。

内定が無い自分に価値はあるのか。

と自己嫌悪と全てを投げ出して逃げたい気持ちでした。

 

この時は本当につらかったです。

孤独でした。

悲壮感だけが胸いっぱいに。

 

人生間違えたのかな…?

とか当時は本気で考えていました。

 

そこに追い打ちをかける如く、他の自治体からの不採用通知

親にどんな顔向けすればいいのかもよくわからない。

自分でも何をすればいいのかも分からない。

 

このまま一生就職できないんじゃないか?

仮に来年、就職浪人をしたとして

果たして内定が出るのだろうか?

 

そこで出した結論。それは

ゼロから始める民間就活。

 

就職活動の見直し

 志望先の業界を変更するにあたり、

一度自分の就職活動を見直すことにしました。

ここで初めて本格的に自己分析をやり直します。

それまでの就活の方法は、

志望する自治体のES欄を適宜埋めて提出していました。

なので自分の良さや性格について自信をもって答えることができませんでした。

  

自己分析は100%自分を理解できないし、

する必要もないと思います。

 

面接ではよく、就活生に私はこんな人間ですと語らせますが、

質問している社会人にそんなこと急に訪ねても

答えに困るだけでしょう。

 

 

 

就職できた今でも就活ってなんだかなぁと思ってます。

 

もう一つの大きな変化

これは周囲に相談が出来るようになったことです。

友達とも春夏あたりは皆就職活動で忙しいため、

お互いに連絡していいものかわからず、

なかなか会う機会がありませんでした。

 

しかし秋になれば就活を終えた人も多くなり相談できます。

悩みを打ち明けるのは敷居が高かったです。

しかし今考えるとあそこで友達に相談したのは正解でした。

 

周囲の友達は内定持ちだからこそ、

無い内定の人へどう接すれば良いか悩んでいました。

 

だからこそ自分から相談して助けを求める。

そうしてコミュニケーションをとっていると、

みんなの就活の話やアドバイスも聞けます。

それに周りも自分の苦悩を理解してくれる。

 

つらい時に相談に乗ってくれた友人には感謝しています。

もしかしたら、あそこで私は折れていたかもしれません。

彼に相談していなかったら内定がもらえなかったかもしれません。

 

捨てる神あれば拾う神あり。

どん底に落ちて大変な就職活動だからこそ、

友達の大切さが身に染みてわかりました。

たぶん死ぬまで忘れないでしょう。

 

周囲への相談や自己分析を行いつつ、

大学の学生相談も活用しながら就職活動をつづけた結果

無事に内定をいただくことが出来ました…

 

これでも内定をいただけたのはかなり運がよかったと思います。

面接の途中で質問内容にうまく答えられずに落ち込みました。

まだまだ社会人になるにあたって不安なことばっかりですが、

ひとまず2月からの就職活動は約10カ月の期間を経て、

ようやく終了することになりました。

就職活動を終えて

2度と経験したくない就職活動。

それに自分の希望する業界でも企業でもありませんでした。

 

自分の意見や目標を持ち第一志望に受かる人がいれば、

私のように親や兄弟の勧めた道へ進む人。

他にも何をしたいのかもわからずに就職活動で苦労する人。

不採用通知を浴びた絶望の中、目の前が真っ暗になる人。

いろんな人がいるでしょう。

 

臆病な私は面接1つで足が震えて頭は緊張しっぱなし。

何を聞かれているのかもわからなくなる恐怖体験でした。

さらには答えたことに対して突っ込んでくる面接官。

その緊張感たるや、自分が何を喋っているのかも理解できないほど。

 

就活とは拷問である。

私の就活とはそういうものでした。

 

要領の悪い人、

頭の回転が遅い人、

コミュニケーションが苦手な人

おそらく就活は大変になると思います。

 

ですが無理をしないでゆっくりでいいと思います。

身体を壊さぬようお気を付けて。

 

誰かに頼ることは良いことです。

それだけ覚えていれば大丈夫です。

 

取り留めのない話になりましたが、

私からのメッセージは以上です。

 

どうか就活で心を壊さぬよう祈ってます。

 

 

→2021/9 今の自分からみて

働き始めて3年ほど経過しました。

 

まだ転職活動をすることもなく、この記事で書いていた会社でまだまだ働いています。

 

配属された部署で全然成果を出せないことや、

 

納期には追われて頭がいっぱいいっぱいになったこと。

 

なんとなく入ったIT業界ですが幸い昨今のコロナの影響もかろうじて致命傷にはなりませんでした。

 

社内では少しずつできることが増えました。最初は電話もろくに取れず落ち込むことも多かったですが、今では誰よりも早く電話に出るようになりました。

 

プログラミングも多少ではありますができるようになりました。

 

そして今は後輩もいます。少しは視野を広くして先輩としての立ち回りができるようにならないといけないですね。

 

 

私生活の状況もだいぶ変わりました。

 

大学生時代に始めたいと思っていたオーボエ教室へ通うこともできました。

 

今ではマイ楽器も購入して休日に吹いたりもしています。

 

 

さて3年間働いてみました。働き始めたら大学生の夏休みのような長い休みもなく、職場と家を往復している毎日です。

 

特にこれといった目標を決めているなくただ淡々と同じことを繰り返しています。とりあえず無事に生きていることだけでも感謝すべきかもしれません。

 

当時は就活=天職を決めるみたいなイメージでしたが、そうじゃないんですね。よく小説や物語では、目標の場所にたどり着けなかったからバッドエンドみたいに描かれることがありますが、自分が生きている人生はそこで終わりじゃなくてその後も続いていきます。

 

そもそもの問題として何をもってグッドエンドとするのかといったを考えると堂々巡りになりそうですね笑。仮にグッドエンド = 最も幸せな生き方を送ると考えると、何が私にとって一番幸せなのか。まだ答えは出ていません。

 

・社会的な成功があれば幸せなのか?

・楽器を吹けていれば幸せなのか?

・旅行ををできれば幸せなのか?

・好きな音楽を聴いていれば幸せなのか?

・労働をしないことが幸せなのか?

・おいしいものを食べられれば幸せなのか?

・健康でいられるだけで幸せなのか?

 

0か1かみたいな思考になっちゃっていますが、実際は自分のいくつか幸せだと思うものを少しずつ、幅広く選択して自分にとっての幸せな人生を送るんだと思います。

 

とりとめのない話ばかりしてしまいました。ここまで読んでくれた方ありがとうございます。

 

とりあえず私は今も生きています。別にすごい経歴を出したわけでも人に自慢できる特技も持ち合わせていませんが、こんなやつもいるんだなくらいに思ってくれればうれしいです。

 

大丈夫です。私は就活時から今の今に至るまで自分の強みが結局わからないままきました。でっち上げの強みを書いてなんとかギリギリ企業に滑り込みました。こんなやつもいます。

 

当時と景気も変わり就活も厳しい状況下に置かれていることと思います。それでも頑張っている就活生を見ると本当に頭が下がります。頑張る = 良い結果 に直結しないのは本当に苦痛ですよね。

 

にっちもさっちもいかなくなった時には焦ってつらいですが、一回就活そのものから離れて旅行にでも行ってみるのが良いかもしれません。

 

就活だけに目を向けていた思考から解放され、なんであんなに悩んでいたのだろう。そう思ったら少し気持ちが軽くなるかもしれません。

 

長々と書いてしましました。果たして自分向けに書いた記事なのか就活生向けに書いた記事なのかよくわからない記事になってしまいました。

 

また何年後かに更新するときにはまた別の視点で記事を追記しているかもしれません。もしかしたら人生をなげうってでも成し遂げたい壮大な目標が出来上がっているかもしれません笑。それはないか。

 

面倒くさい人生をのらりくらり・のろのろ・ちんたらと一緒にやっていきましょうか。ではでは。