こんにちは!山野はづきです。
最近更新が止まっていました。失敬失敬。
私は最近新書を手に取って読むことが多かったのですが、今回こちらを読みました!
響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編 (宝島社文庫)
- 作者: 武田綾乃
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2017/08/26
- メディア: 文庫
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「響け!ユーフォニアム」は武田綾乃さんが書かれた小説で、吹奏楽がテーマとなっています。
物語の舞台は北宇治高校。弱小校である吹奏楽部に入部した黄前久美子であったが、突如顧問が交代したことで状況は一変する。どこか気だるげで生ぬるい吹奏楽部は次第に熱を帯びてゆき、全国大会出場という辛く困難である目標に向かっての挑戦が始まる。
大体のお話はこんな感じです。京都アニメーションによりアニメ化されたことでご存知の方多いのではないでしょうか。(私もアニメから入った口です…)いきなり続編のレビューでごめんね☆
以下本編レビュー
黄前久美子が2年生になったところから物語はスタートします。著者の武田綾乃さんも続編は当初考えていないとおっしゃっていましたが、すごく読み応えのある作品に仕上がっていました。
久美子たちが1年生の頃と比較すると、当初の空気がまるで違う。1年生のころは練習量で文句を言っていたり、滝先生に合奏の出来をコテンパンに言い負かされていましたね。でもそういった摩擦があったからこそやってこれた感じがありました。
そして第二楽章全編ではもう昔の頃の緩みはなく、最初から全国大会金賞を目指すこととなります。それでもやっぱり問題は生じるもので、久美子は先輩と後輩の不仲を解消するために奔走したり、同じ低音パートであるチューバの子の相談に乗ったりと大忙し。(久美子がいなかったらこの部活崩壊していそうな勢いなんですけど…)
勢いは全く衰えず、けれども心機一転、新たなスタートをきった北宇治高校吹奏楽部の邁進をぜひあなたの目で刮目あれ!!それでは!!